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北九州事業所 環境への取り組み

 日本コークス工業株式会社北九州事業所では、下記の環境方針に基づき、環境保全活動に積極的に取り組みます。

環境方針

基本理念

 当事業所は、全ての事業活動において地球環境への配慮を視野に入れ、地球的な環境保全、循環型経済社会の構築に貢献していくものとする。

行動方針

 上記の基本理念を実現するため、以下の方針にて事業活動を営むものとする。

  1. 経営の優先課題とし、事業所全体として環境保全に取り組む。
  2. 事業活動全体を通じて、継続的に環境負荷の低減に努める。
  3. 事業活動全体にかかわる環境関連法規等を遵守し、公害の防止を図る。
  4. 省資源、省エネルギー、資源リサイクル活動を推進する。
  5. これら環境方針達成のため、環境自主行動計画を設定し、定期的に見直しを行う。
  6. 全従業員に対し環境方針の徹底を図り、環境自主行動計画を達成するために必要な教育・訓練に努める。
  7. 良き企業市民として、社会や地域における環境保全活動に積極的に参画、協力する。
推進体制
環境委員会を中心とした環境保全活動

 当事業所では所長を委員長とする「環境委員会」を設置し、経営の優先課題として組織的な環境保全活動を展開しています。また、環境保全活動が効果的かつ確実に実施されるように、各部署の長を環境管理責任者として配置しています。

推進体制 組織図

環境自主行動計画

1. 地球温暖化対策の推進
自主行動計画

 地球温暖化問題に対して、日本鉄鋼業では、2010年度において1990年度対比エネルギー使用量10%削減を掲げ、自主行動計画を作成し、目標達成に向けて取り組んでいます。
 当事業所もその一員として,2006年度において1990年度対比エネルギー原単位30%を目標として,事業所を挙げて省エネルギー活動(CDQ、 CMC、インバーター装置の導入、コークス炉の燃焼効率の改善、省エネタイプのスチームトラップの導入)に取り組み、その結果、2010年度は1990年度対比エネルギー原単位12%削減を達成しました。

 今後の計画として、1AB炉CDQで工場間連携による省エネルギーに取り組んでいく予定であります。

省エネルギー量(原油換算) 23,600KLの削減を目標

事業所における省エネルギー活動効果検証
  • コークス乾式消火(CDQ:Coke Dry Quencher)設備の導入(2AB炉団対象)
    → 廃熱回収による省エネ実績(原油換算) 42,200 KL
  • 石炭調湿(CMC:Coal Moisture Control)設備の導入(2AB炉団対象)
    → 省エネ実績(原油換算) 5,700 KL
  • コークス炉集塵設備及びガス精製設備の主要回転機器へのインバーター制御装置の導入
    → 省エネ実績(原油換算) 200 KL
  • コークス炉の燃焼効率の改善
  • 省エネタイプのスチームトラップの導入

コークス乾式消火設備(CDQ)・石炭調湿設備(CMC)

コークス乾式消火設備(CDQ)・石炭調湿設備(CMC)
CDQ・CMC設備

(CDQ)
本設備はCDQ本体設備(チャンバー、ガス循環設備)、ボイラー及びタービン発電機で構成されており、コークス炉より押し出される赤熱コークス(約 1,100℃)を不活性ガス(循環式)により冷却する乾式消火設備です。赤熱コークスの顕熱は廃熱ボイラーにて高圧蒸気として回収され、大半は発電用として使用されます。また、一部事業所内のプロセス蒸気として使用されます。

(CMC)
乾燥機によりコークス炉へ装入される原料炭の水分を下げ、コークス炉での乾留熱量(燃料使用量)の低減を図る原料炭事前処理設備です。乾燥の熱源としてはCDQで発生した蒸気が使用されます。

さらなる地球温暖化防止対策

 当事業所における省エネルギー活動をさらに推進させ、地球温暖化問題に貢献します。

  • 揚陸設備(アンローダー)へのインバーター制御装置の導入
  • 省エネタイプのスチームトラップ導入
近隣企業との連携による省エネルギー活動

 新たなCDQ設備を導入することにより、廃熱回収で得られたエネルギーを近隣の企業へ供給し、事業所内だけでなく、地域も含めた省エネルギー活動に貢献していきます。

  • 1AB炉団へのCDQ設備の導入
    蒸気発生能力    61.7 t/h
    発電機出力     16.5 MW
2. 粉塵抑制対策

 原料・製品ヤード、コークス炉などからの粉塵飛散防止を目的とした取り組みを推進しています。

事業所における粉塵飛散防止の取り組み(例)
  • コークス炉集塵設備更新(能力アップ)
  • コークス乾式消火設備(CDQ)の導入
  • 貯炭山へのコーティングの強化(全ての入荷炭へのコーティングの実施)
  • 貯炭ヤードへの散水の強化(自動散水装置、散水銃、ならびに散水車による貯炭ヤードへの散水、スイーパー車による清掃の実施)
  • 路面洗浄設備、トラック洗車場増設、バキューム車による堆積粉清掃
  • 揚陸設備(アンローダー)へのホッパー散水・ハッチ散水設備設置
  • 出荷設備(シップローダー)への集塵機設置
  • 防塵ネットの設置

防塵ネット

防塵ネット
防塵ネット

当事業所の南端(風下側)の公共道路との境界に800mにわたり高さ16mの防塵ネットを設置しました。

3. 循環型社会構築への取り組み

 現在、コークス・化成品の製造過程で発生する廃棄物(タール滓、ピッチ、廃油等)については、その約98%以上を再利用しています(2010年実績)。
 今後は、社内再利用100%達成を目指した対策の検討を進めていきます。
 また、その他の廃棄物(蛍光灯、紙屑、木屑、空缶、OA製品等)についても近隣リサイクル企業と連携を図り、リサイクル率の向上を目指してまいります。

4. 社会環境活動

 地域社会とのパートナーシップを大切に考え、地域社会への貢献、社会活動への参加を積極的に行っています。

エコタウンイメージアップ活動

 当事業所に隣接する「北九州エコタウン」のイメージアップを図ることを目的とした、北九州市環境産業政策室企画の花植活動に協力しました。

花植活動の様子
花植活動の様子

5. 北九州市エコ・コンビナート推進協議会への参画

 エコ・コンビナート構想の理念『資源・エネルギー利用の「工場内最適化」から「地域最適化」へ』、『都市レベルで資源・エネルギーの消費量を極小化』のもと、構想の具体化を目指し、北九州市、九州経済産業局、大学、北九州市内の17社の企業で協議会を構成し、以下の取り組みを進めています。

  • 新エネルギー等の利用促進及びエネルギー利用の効率化
  • 廃棄物や環境汚染物質等の排出量削減
  • 既存インフラを活用した環境ビジネス
  • 環境技術研究開発の拠点化
  • 特区制度を活用した規制緩和

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