世界を舞台に、石炭の供給網を築く。

燃料販売部

一般炭グループ(東京)

佐野 宏明
2015年入社 / 事務系総合職
都市教養学部 都市教養学科 人文・社会系 卒業

入社の決め手

当初は事業内容をよく知りませんでしたが、私の地元・九州では有名な会社だったので、なんとなく受けてみようと思ったのが正直なところです。しかし、会社の事業内容や歴史など、知れば知るほど多くの魅力を秘めている会社だと思いました。また、人事の方が会わせてくれた社員の方々が、学生の私に対して、親しみやすく接してくれ、親身に相談にのってくれたことから、社員の方に惹かれたのも入社を決めた理由のひとつです。

この仕事の魅力

海外の産炭地と
ものづくりの現場をつなぐ架け橋に。

私が所属する一般炭グループでは、発電用の石炭(一般炭)を海外から仕入れ、発電所やさまざまな製造業の工場に販売する商社業務を行なっています。石炭と聞くと、古い時代の燃料だと思う方もいるかもしれませんが、石炭は日本で使用される電力の約3割を支える主要エネルギーで、また世界的にも、東南アジアを中心に今後の消費量は伸びると言われている重要な資源です。また、石炭は、まるで野菜や果物のように、産炭地だけではなく採炭時期でも品質が変わるのが特徴で、取扱には専門性が求められる一面はありますが、奥深い魅力も持っています。私たちの業務では、お客様の要望に合わせ、その時期に手に入る最適な石炭をいかに紹介することができるかが重要で、シッパーと呼ばれる石炭資源会社との関係づくりにも注力しております。現に、主な仕入先国であるオーストラリアやロシア、インドネシアに出張することも多いですね。お客様と取引が成立すれば、石炭の出荷港に輸送船を手配し、日本のお客様の工場に石炭を運びますが、予期せず起こることがある産炭地側での出荷遅れや、異常気象などによる船の遅延が起きたときの対応などは、私たちの手腕が問われます。また、当社には広大なコールセンター(石炭保管場)があり、それが強みにもなっています。私たちはコールセンターを利用して、需要家が購入した石炭を一旦預かったり、石炭内の混入物の除去や、選別、乾燥などを行い品質管理するなど、単なる売り買いや仲介にとどまらないビジネスを行なっています。当社は、前身の三井鉱山時代を含め創業120年を超え、世界的にも知れ渡っている老舗企業です。取引先の方から、当社が、私が生まれる遥か以前から石炭を納入し、発電ボイラーの火を繋いできたという話をお聞きした時は、代々の先輩方が築き上げてきた信頼を途切れさせてはならないと感じ、身が引き締まる思いがすることがあります。

私のターニングポイント

初めての配船が、トラブルに。
そこで学んだ商社としての存在意義。

一番印象に残っているのは、初めての配船トラブルですね。私が、社会人1年目で、初めて輸送用の外洋船を手配したのですが、その船が、当社の輸送をする前の航海で、予想外の寒波襲来でロシア極東港で停滞し、お客様の工場への納入目処がたたないことが判明しました。このままお客様に石炭を届けられなければ、お客様の工場が燃料不足で生産が止まってしまう。瞬時にその思いがよぎり、慌てた記憶があります。その時は、何とかしたい一心で先輩に助けを求めたところ、先輩の力添えもあり、当社が保有していた在庫から価格・品位ともに納入予定の石炭と似たブレンド品を仕立て緊急輸送することで、なんとか事なきを得ました。この時の経験から、自分の頭であらゆるケースを想定して、備えておくことの大切さに気付かされました。今ではトラブルが生じないように事前に策を尽くしつつ、それでも悪天候などで何かが起きてしまったら、別船のチャーターや、コールセンターから代替用の石炭を手配するなど、すぐに切り替えて冷静な対応ができるようになりました。お客様の工場では不可欠で、有って当然のエネルギー。つねに予定通りに船が到着し、当たり前のように石炭が手に入るのなら、お客様は直接仕入れればよく、私たちは必要なくなってしまいます。不測の事態が発生したときに、何ができるか。それが私たちの重要な役割だと考えていますし、それができたときには、わずかながらではありますが、日本のものづくりを支えているんだという実感とともに、ちょっとした達成感がありますね。

日本コークス工業の魅力

積極性を存分に発揮するための、
フィールドが広がっている。

私の部署の先輩方は、普段は取引先に迷惑をかけることがないよう私の行動を見守りながらも、基本的には個々に仕事を任せるスタンスで、主体性を尊重してもらえる社風だと思います。「こうしたいです」と言えば、「じゃあ、やってみなさい」という感じで、意見や要望が通りやすい。そういった意味で風通しが良い職場だと思います。一般炭グループは、商社として活動している部門なので、自分からどんどん動いていくタイプの人が多いと思います。待っていても仕事が始まることはあまりないので、自分から提案するような人が合うような気がしますね。会社の教育制度が充実しているのも魅力的で、私も英語力を磨くべく、福利厚生の一環として用意されている社内の英会話教室に通っています。入社前に英語力があるに越したことはないですが、絶対に備えていなければならないということもないので、ぜひたくさんの方に当社にチャレンジしていただきたいと思いますね。

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