WHAT’S COKE ?

コークスとは

広く、社会を支えるコークスの力。

コークスとは、石炭を蒸し焼きにして抽出した炭素の塊。
高い発熱量と強度を持ち、製鉄に不可欠な燃料として、
鉄鉱石と並ぶ鉄の二大原料となっているほか、
ガラスの原料や、カーバイド、
銅、亜鉛、ステンレスなどの非鉄精錬など、
ものづくりに欠かせない材料として、さまざまな産業を支えています。

  • 自動車、建設、鉄道、電気・家電製品、エネルギー・造船、容器など

  • 銅・亜鉛・ステンレスなど(非鉄金属)

    銅線、電子部品基盤、配電盤、硬貨、ロケット燃料、建材、調理器具、自動車部品、医療器具など

  • 鋳物

    自動車部品、船舶部品、飛行機部品、鉄道部品、建設機械、工作機械、電気機器、鋳鉄管など

  • カーバイド

    アセチレンガス(溶接用ガス)、クロロプレンゴム(ワイヤー、ケーブル、接着剤、ウェットスーツなど)

  • ソーダ灰

    ガラス(自動車・建築・タッチパネル、びん等)、グラスウール(断熱材)、石けん、洗剤など

  • 燃焼用

    高圧ボイラー、製糖、窯業(セメント等)、各種熱処理、暖房など

コークスの種類

  • 高炉用コークス

    製鉄所の高炉において、鉄鉱石を溶かすための熱源として、また鉄鉱石に含まれる酸素を取り除く還元剤として、さらに溶けた鉄や還元ガスの通路を確保するスペーサーとして、コークスは鉄づくりに欠かせない役割を果たしています。

  • 鋳物用コークス

    自動車のエンジンやホイール、産業機械などを鋳造するために、金属を溶かすための熱源として高い熱量を発するコークスが使われています。

  • 一般用コークス

    コークスの粒度や性質によって、非鉄精錬、石灰焼成、合金鉄製造、各種化成品製造など、さまざまな用途に用いられています。

コークスができるまで

STEP 01

原料炭受け入れ

世界各国からさまざまな銘柄の石炭を調達。大型外洋船2隻が同時接岸でき、最大15万トン級の大型船も接岸できる自社専用埠頭で、アンローダーと呼ばれる石炭陸揚げ設備を使って荷揚げし、銘柄別に貯炭場へと搬入します。

STEP 02

粉砕・配合

コークス用石炭は、入荷時に自社分析所で品質チェックを行い、厳しい検査をクリアした石炭を製造に適した粒度に粉砕。求められるコークスの品質に合わせて、さまざまな銘柄の石炭を配合します。

STEP 03

コークス炉

粉砕・配合された石炭を、無人装炭車でコークス炉に装入。当社は、計200門のコークス炉を配備し、約1,200℃の高温で17時間蒸し焼きにされた石炭は、赤熱コークスとなって炉外に押し出されます。

STEP 04

消火(コークス乾式消火:CDQ)

真っ赤になったコークスを循環ガスによって消火し、発生する熱量を電力に変換。毎日、北九州市の家庭使用電力の約5分の1相当(約90万kW)を発電し、工場内のすべての電力を賄うとともに、余剰電力を新日鐵住金(株)の八幡製鐵所や、地元企業へと売電しています。

STEP 05

出荷

生成されたコークスは、厳しい品質チェックを受け、コークスヤード(貯骸場)で保管された後、国内の各製鉄会社、非鉄金属会社、自動車メーカーはもとより、アメリカ、ブラジル、インドなど広く海外へと出荷されます。

STEP 06

エネルギー再利用

原料炭の4分の3がコークスとなり、残りの4分の1は、ガス生成工程を経て、水素が主成分であるCOG(コークス炉ガス)や、軽油、タールなどの化成品として回収、再利用されています。

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