2023年９月27日、当社北九州事業所（福岡県北九州市若松区）において、進行中の２Aコークス炉更新工事の築炉工程開始に伴い、工事の安全や完工後の安全操業を祈願する鏝（こて）入れ式を執り行いました。当社経営陣や施工業者をはじめ約70名が、煉瓦にメッセージを記入し、神事に参加しました。
当社のコークス炉は４炉団で構成されていますが、更新工事中の２A炉は1980年竣工、操業開始から40年以上が経過し、老朽化による生産能力低下や操業トラブルが多いことから、基礎部分のみ残して上部煉瓦を積み替えるパドアップ方式での更新投資を実施しています（2024年8月完工予定）。
更新後の２A炉は、生産性向上・品質安定化による顧客満足度の向上に加え、エネルギー消費原単位改善によるCO2排出量の削減などカーボンニュートラルに向けた貢献も期待できます。
