当社のコークス製造拠点である北九州事業所(福岡県北九州市若松区)は、1973年の操業開始から50周年を迎えました。
当事業所は、響灘埋立地83万㎡の広大な敷地面積に建設され、1973年に46門の第一炉団が完成し、年産60万トンのコークス製造を開始しました。その後、1980年には4炉団での生産体制を確立し、苦難の歴史(1987年の1A炉休止、2006年の再稼働等)も乗り越えながら操業を継続してきました。現在は、4炉団のうち老朽化の進んだ2A炉について更新工事を進行中であり、2024年9月からは新たな炉団での生産開始を予定しています。
2023年9月27日、北九州市内のホテルにおいて、同じく創立50周年を迎えた日本コークス工業社員労働組合との共催で記念式典を開催し、当社経営陣や組合トップに加え、日本製鉄株式会社はじめ取引先、組合関係者など約230人が出席しました。式典の冒頭には、松岡社長より、「北九州事業所100周年を目指し、地域貢献や取引先への感謝を忘れず、今後も労使一体となり邁進していきたい」と意思表明がありました。
式典では、北九州事業所50年の歴史を振り返る動画を放映しました。
動画はこちらよりご覧いただけます。