会社の信頼を支えるために、
分析技術を追究し続ける
コークス事業部 北九州事業所 化成部 試験課 試験係
K.M.
工業化学科卒 2019年入社
現在の仕事とそのやりがい・醍醐味
試験課の分析班に所属し石炭・コークスの品質管理を行っています。分析担当としてお客様の要望に合ったコークスを製造するために、原料である石炭の段階から厳しく品質をチェックし基準に合ったものだけを提供しています。私たちが提出する分析結果が会社の信頼に大きく関わってくるため、正確な分析、試験データの数値の確認作業を徹底しており、疑問点を理解できるまで徹底して調べてその中身を深く知るという姿勢が業務を行う上で大切になります。そういった姿勢を持ち続けることは、大変なことですが、日々の研鑽を通しての自分自身の知識や技術が向上し、成長を実感できた時はやりがいを感じます。
自分を成長させてくれた経験
当事業所のQC活動の発表会で、試験課初の大会優勝を果たしたことです。QC活動とはメンバーと共同で行う業務の改善活動のことですが、入社1年目の頃は、QCの意味も分からない状態で参加していました。先輩社員や上長に相談しながら進めていく中で、自分の意見が採用され活動に貢献できるほど成長することができました。私たちの活動は、自動発熱量計の異常値の原因を追究・改善し、作業効率を上げるといったものですが、これが事業所内に40ほどあるQCサークルの中で最も高い評価をいただきました。みんなの力を合わせて優勝できたこと、同時にQCの全国大会へ出場を決めたことで、すごく嬉しい気持ちになりました。
日本コークス工業で働く魅力と学生へのメッセージ
皆さん明るくて、話しやすい人が多い職場です。また、ウォーキング大会などの社内イベントも多く、いろいろな部署の方と交流できることもこの会社の魅力の1つだと思います。私は、何ごとにもアグレッシブに取り組むことを目標に掲げ、さまざまなことに挑戦したいと思っています。成功と失敗を繰り返しながらも、少しずつステップアップしていきたいと思っています。北九州事業所はとても良い職場なので、1人でも多くの学生の方に当社に興味を持って頂き、入社してくれることを待っています。
日本コークス工業に入社を決めた理由は?
高校の工業化学科の授業で成分分析に興味を持ち、先生に伝えて薦められた会社が日本コークス工業でした。コークスってどんな成分なんだろうと、いろいろ調べるうちに、鉄の製造に欠かせないものだと分かりました。この会社で分析の仕事がしたい、社会の役に立ちたいと思う自分の中の“挑戦する心”を満たしてくれそうな仕事だと強く思い入社を決めました。
これからの目標は?
何事も『アグレッシブに』という目標を掲げ、チャンスを掴める人になりたいと思っています。様々なことに挑戦し、成功と失敗を繰り返しながら経験を積み、成長し続けられる社員でありたいと思っています。また、課内に女性社員が増えてきているので、彼女達が働きやすい職場の環境づくりも積極的に行い、将来的には自分が彼女達を支えられる存在になりたいと思っています。
先輩社員座談会
採用情報
あなたの熱量が時代を、世界を、
大きく変えていく。
上司からのコメント
女性分析者として技術を磨き、
働きやすい職場づくりにも貢献
コークス事業部 北九州事業所
化成部 試験課 試験係 工長
2009年入社
M.H.
彼女は周囲を明るくしてくれる存在です。仕事においても理解するまで自分なりに考え、納得した上で作業に取り組める人です。さまざまな分析スキルを蓄積して、着実に成長していってほしいと思います。 この仕事の重要な点は、分析者の視点で結果の正確さを洞察すること。例えば、各種装置を駆使して業務の自動化が進んでいるのですが、正しい分析を行うためにも機械の出した値を信じ過ぎないようにしています。自動分析と、担当者が手動で行った分析とを比較し、結果をすり合わせていくことで、最終的に自信をもって結果を報告できるようになります。 近年では試験課でも女性社員の採用が増えてきています。彼女は、技能職で初めて採用された女性であり、女性目線で気付いたことを意見してもらって、多様な人が働きやすい職場づくりにも貢献してもらいたいです。私自身も、前向きな人が活躍できる職場づくりができるよう、周囲に目配りできる上長になりたいと思います。