信頼できる仲間と共に、
コークス工場の
安全操業を目指す

コークス事業部 北九州事業所

コークス製造部 コークス課 操業係

A.R.

普通科卒 2017年入社 

現在の仕事とそのやりがい・醍醐味

コークスを作る工程で使用されるさまざまな稼働機の運転を行っています。 コークスの製造工程は、装炭車で原料の石炭を炉に装入し、約17時間ほど乾留(無酸素状態で加熱すること:蒸し焼き)させることでコークスができあがり、巨大な押出機と呼ばれる稼働機で炉外へ排出した後に消火を行います。この一連の作業を私のような操業係が行っています。 ひとつ操作を間違えれば大きな被害を引き起こしてしまうという怖さやプレッシャーもありますが、その分責任ややりがいを感じることができます。

自分を成長させてくれた経験

入社4年目にフリーマン工程という、限られた人しか経験できない仕事を任されたことです。この工程はトラブルが生じた際の臨機応変な対応が求められる作業で、状況を把握するためにも稼働機の仕組みを熟知する必要があります。この経験でコークス炉のさまざまな設備の仕組みを学び、他にも電磁弁の取り替え作業など、責任のある仕事を任されるようになりました。身につけるべき知識も増えていくのですが、さらに高いレベルの仕事ができるよう常に挑戦し続けたいと思っています。

日本コークス工業で働く魅力と学生へのメッセージ

同僚はもちろん同期や若手同士、とても仲が良い職場です。一方で、お互いどこか負けられないなという気持ちもあって、みんなプロ意識を持って担当する仕事の技能向上に努めています。「思いやり」を大切にしている点も当社の魅力のひとつだと思います。困ったことがあると、上司・先輩はすぐ助けに来てくれ、職場のみんなで助け合って解決しています。大変な仕事ですが、周りの人たちも積極的に声をかけてくれ安心して働ける職場のため、多くの学生の方が当社に興味を持ち、働いてくれる事を待ち遠しく思っています。

Q&A

日本コークス工業に入社を決めた理由は?

就職先として先生に勧められた会社が日本コークス工業でした。普通科の生徒でしたが、コークスは鉄を作る際に欠かせない材料であり、世の中になくてはならない技術を持った会社だと分かり、やりがいを感じながら働けそうだと思いました。また、給与や福利厚生などの待遇面も充実していたことも決め手になりました。

仕事の大変なところは?

炉は全部で200門あり、24時間365日稼働を続けているため、勤務は三交替となります。入社してしばらくは「夜勤」に体が慣れなかったのですが、2年目あたりから勤務リズムに慣れ、体への負担も軽くなりました。むしろ夜勤明けは休日なので、人出の少ない平日に同じ班の人たちと海に行ったり、ジムに行ったりして息抜きしています。

上司からのコメント

安定感は信頼感。
班に欠かせない存在です

コークス事業部 北九州事業所

コークス製造部 コークス課操業係 作業長

2005年入社

K.K.

コークス課は操業係の他にも炉設備係など5つの係があり、さらに係はいくつもの班で構成されています。私は操業係の作業長として、現場作業や組織運営の円滑な遂行や安全衛生・環境の管理などに責任を持っています。 彼は班に欠かせない若手社員の一人です。落ち着いていて安定感があり、周りの人と上手くコミュニケーションがとれます。一緒に作業していても、自分で考えて行動してくれるのでとても助かります。基本的にガツガツ動くタイプですが、作業においては安全確認を一つひとつ怠らず、とても慎重に行動します。 私は同じ作業班の若手に対し、分からないことをそのままにしない、理解できるまで何でも聞いてほしいと思っています。とはいえ、まだまだ私自身も知識が足りないところがあるので、班の仲間と一緒に学び、ともに成長していきたいと思います。

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