変化する国際情勢に立ち向かい、
ものづくりの源流を支える

燃料・資源リサイクル事業部 シドニー事務所 所長

K.K.

総合政策学部 総合政策学科卒 2005年入社

現在の仕事とそのやりがい・醍醐味

オーストラリア・シドニー事務所の所長として、当社コークス製造用石炭(原料炭)と、販売用石炭(一般炭)の仕入れ業務や交渉、その他にも現地子会社の管理などを行っています。石炭の交渉は、相手が世界的な資源企業で取引額が数十億円単位となること、国際情勢によって価格が刻々と変動することから、困難と責任が伴う仕事です。また、契約合意後も、品質の変化や、納期の遅延といった、天然資源固有の問題が発生し、再交渉が必要なことがあります。交渉においては、価格動向を念頭に置きながら、顧客や自社の状況を考え、交渉の進め方を判断します。関係者の利害の対立から悩むことも多いですが、対話を続けることで、納得感のある合意に導くことが出来た時は、やりがいを感じます。

自分を成長させてくれた経験

2018年、当社はオーストラリア・シドニーに、既存の子会社に加え駐在事務所を新たに設置することになり、私は立ち上げに携わりました。事務所運営に際し、これまで経験の浅かった法務・税務・会計といった業務に携わったことや、取引先の選定や事務所コストの見直しなど、事務所全体を俯瞰して考える機会を得たことは、貴重な経験となりました。

日本コークス工業で働く魅力と学生へのメッセージ

当社は、資源や素材を扱っているため、スケールの大きな仕事を経験することができます。さらに、素材メーカー・商社・エンジニアリング会社などの側面を持つ複合企業であるため、幅広い経験を積むことができます。就活生のみなさんには、幅広い業界、企業に足を運ぶことをお勧めします。社会を様々な形で支える素晴らしい企業が沢山あります。色々な社会人と話し、企業で働く自身の将来像を考えてみてください。応援しています。

Q&A

海外で働く上で大切にしていることは?

石炭ビジネスは、取引の歴史が長く、人対人の信頼関係が重要です。交渉において、主張が必要な場面も有りますが、自らの利益や都合を言い立てる交渉は、相互の信頼関係を損ない、取引が長続きしません。自身の判断基準を持ち論理的な主張を心がける一方で、相手の主張に耳を傾ける気持ちを持ち、認めるべき所は認める姿勢が大切だと考えています。

日本コークス工業に入社を決めた理由は?

コークスという日本で有数のコア技術を持つことや、素材メーカーでスケールが大きく、海外に関わる仕事ができることに魅力を感じました。 また、入社年次に関係なく意欲能力のある社員に仕事を任す社風も、入社を決めた理由です。

キャリアパス

Career path

2005年4月 コールチェーン事業本部 石炭部 産業グループ
2006年9月 エネルギー事業本部 コークス部 原料グループ
2012年7月 人事・総務部 人事グループ
2018年4月 燃料・資源リサイクル事業部 シドニー事務所
(2018年4月~シドニー事務所長、原料炭・一般炭の仕入れ及びシドニー事務所の管理全般を担当)

先輩社員座談会

採用情報

あなたの熱量が時代を、世界を、
大きく変えていく。

新卒採用情報

新卒採用
エントリー

中途採用情報

中途採用
エントリー

採用情報

あなたの熱量が時代を、世界を、大きく変えていく。

新卒採用情報

新卒採用
エントリー

中途採用情報

中途採用
エントリー